「山城」という地名は、天明4年(1784)に刊行された『勢陽五鈴遺響』に「也摩自耶宇ト訓スヘシ、正税四百五十三石桑名領ナリ、見永氏城址アルカ故ニ此名アリ」と記されている(見永氏は見永藤七郎秀宗のことである)。 城は源治山(俗称キントキ山)にあり、城跡には、昭和7年(1932)10月、地元の人々の熱意により石碑が建てられ...
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古屋敷は、その昔山城城の武士や善如寺の僧の住居跡と伝えられ、源治山から東山へかけての一帯で、いまも古井戸が数多くある。 善如寺は、現下埜山信明寺(しものざんしんみょうじ)の前身で、寺史によれば、江見名氏が山城に居城を築く約200年前の天永元年(1110)に僧浄山が天台宗の寺院を開山し、現信明寺の南に広大な寺域を有してい...
山城城址は、朝明町右岸、標高50mの源治山にある。 城址に立つ石碑の裏面に刻まれている雪堂学人の次の撰文から、往時が偲ばれる。 「(前略)此地ハ建武(1334~1336)ノ昔 江見名藤七郎秀宗ノ居城ナリ 秀宗 足利尊氏ニ仕エテ数々戦攻(功)アリ 依テ此地ヲ賜フ 代々茲ニ居城スト云ウ 永禄一一年(1568)一月織田信長ノ...
四日市市下野地区について
下野地区は四日市市の北西部に位置し、北は東員町、桑名市に隣接しています。
下野地区は大きく分けてその北部にあるまち(北山町、西大鐘町、大鐘町、朝明町)と川の南部にあるまち(山城町、札場町)、その中に立地している住宅団地(あさけが丘団地、八千代団地)があります。
下野地区は大きく分けてその北部にあるまち(北山町、西大鐘町、大鐘町、朝明町)と川の南部にあるまち(山城町、札場町)、その中に立地している住宅団地(あさけが丘団地、八千代団地)があります。