八坂神社跡(朝明町)

八坂神社は、朝明町の氏神として祀られ、その跡地は、同町の西端にある。

明治10年(1877)社寺明細帳によると「上里鎮座、八坂神社式外氏子六十四戸、祭神素戔鳴尊、神殿、正面三尺奥行三尺五寸、霞殿、正面二間奥行九尺、拜殿、正面三間奥行二間、祭日六月十五日、社地二反三畝二四歩」とある。

なお、明治10年7月の社寺什物目録には、「鏡(径六寸)壱面、文久三年(1863)中里村藤谷泰蔵寄附」と記されている。

大正2年(1913)神社統合政策により、石部神社へ合祀された。


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