鶯谷(うぐいだに)古墳群(朝明町)

鶯谷古墳群は、持光寺山古墳群と谷一つ隔てた東側台地縁辺に15基の古墳で構成されている。

発掘調査などは行われたことがなく、本古墳群は内部主体や副葬品など明らかなものはない。

15基の古墳のうち10号、11号、12号は、1号から9号までの分布地域と若干はなれており、12号墳は古墳群中もっとも西側の位置にある。

第5号墳が直径15m、高さ1.6mと最大の大きさを示し、墳丘裾の東、西、南に周濠の浅い凹みをもつなど、ほかの墳形に比して特異な形をしているが、北側が崩壊している。

また、1号、5号及び6号墳も浅い周濠をもっている。2号墳は、南西端が欠損し
ている。

鶯谷古墳群 構造

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