今回は高齢者のグループホームの紹介です。
ういるグループホーム山城とは山城郵便局の東隣に有ります認知症対応型共同生活介護の施設です。現在9名の方が入居されています。目指しているのは健康で安心、楽しく暮らせる施設です。もう一つ、地域に馴染みたいという希望も有り、時々山城町の行事に入所者さんと一緒に参加もしているそうです。そして今年も山城町ふれあい祭りに行きますと聞きました。施設の入所者さんたちは以前から季節ごとに季節にちなんだ手芸品などを作っているそうです。そこで、ふれあい祭りの展示用にみなさんの共同作品を作られてはどうですか?と提案しました。それがトップの写真の作品です。作品の制作はBGMが流れる中、みんなおしゃべりしながら作り上げたそうです。右はコスモス畑で、左はブドウの実が付くブドウづる、なのですが、作品の正面から撮れば良かったなと後悔しています。
他にも施設内に飾られています、ういるグループホーム大賞を(全10拠点在る中で)受賞の今年の干支の龍と、作者はもう今は施設に居ないそうですが大作の孔雀も紹介します。認知症は、だれでも成りえる病気ですが、認知症になったら何も出来ない、というのではありません。そんな観点からこの施設でも身の回りのことが出来る内は自分でしてもらう。手伝いが出来る人は手伝ってもらうようにはしているそうです。しかし、どうしても徐々に進行して行くのは止められないようです。そのような人に向き合う時、いらつきや怒りを感じてしまいがちです。でも、その人が自分の親だった場合、今まで自分を育ててくれくれた。ご近所さんの場合だといろいろ世話をやいてくれていた、などと振り返り突き放しや怒りでもなく思いやりを持って関わっていけたらと思います。