
5月11日は民生委員の日と制定されております。その民生委員の日に、四日市の民生委員児童委員の活躍を紹介するパネル展を、今年も四日市南部に在ります「泊(とまり)イオンタウン」で開催されました。各地区の活躍を写真と文章で紹介しているのはいつも通りですが、今回はフードバンクとして余った食品を受け付けていました。フードバンクとは近ごろよく聞くようになりましたが、ご家庭に未開封で食べずに残っている食品。あるいは職場などで賞味期限が短くなった食品を、捨ててしまうのではなく生活困窮者(働けなくなった人や収入が無くて暮らしに困っている人、子育てに苦労している人など)のために活用しようという取り組みです。これは私たち下野でも年間を通して受け付けていますし、新たに始まりました「ごちゃまぜ文庫 子ども食堂」でも受け付けております。

写真左ののぼりとテーブル横断幕は「フードドライブ」となっていますがフードバンク、食品ロスを無くして活用しましょうという呼びかけです。
写真右は最近生まれました「たみおくん。民生と書いてたみお。四日市の産業の万古焼の土鍋に入った、四日市名物のとんてきブタ。大入道の衣装を着たキャラクターの民生君ですが果たして商標権、著作権は如何に?
各地区の出品物の内容はここでは控えますが、このイベントの運営スタッフのお話では、商業施設で行っているため、民生委員を知らない人に目に触れ、少しは民生委員というものを理解してもらえる。過去にはお手伝いの民生委員のお知り合いと顔を合わせ、「あら!民生委員をやっていたの!?」と言う事も有ったそうです。また、民生委員というと高齢者相手と思われているので、昨年同様缶バッジ作りを設置していますが、この催しものによって、子供の事もやっていると知ってもらえると言っていました。
課題は、会場が四日市の南部1か所だけではどうなのかという声は早くから出ているそうです。これからは下野からも足を運びやすい会場でも開催されればと願っております。