下野地区の名所 北ノ山古窯跡(西大鐘町) 2020年1月15日 北ノ山古窯跡は、西大鐘字「北ノ山」の元大庄屋伊藤弥左衛門の屋敷(伊藤裕氏宅)に接する裏山斜面にあって、古墳時代の後期に須恵器を焼いた古窯址とされる。 その昔、土採りをしていた百姓が発見したものといわれている。 窯は「あながま」といわれ「のぼりがま」のはしりである。表面は赤茶けていて、焼成されたと思われる固い土でできてい... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 忠右衛門碑(西大鐘町) 2020年1月15日 村役の野呂忠右衛門は度量の大きい人で、百姓たちが夫役や災害に苦しんだあげく逃げ出した田畑を、一手に引き受けて耕作していた。 世は慶応年間(1865~1868)の世直し一揆が盛んだった頃で、忠右衛門は相次ぐ災害と重税を理由に、年貢を納めると後はほしか(干した小魚を粉にした肥料)代も払えぬと、代官所に年貢の免除を願い出ると... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 一目連(いちもくれん)神社跡(西大鐘町) 2020年1月15日 『日本書記』は、大物主神の帰順(国譲り神話)に際して、天目一箇神を「作金者ト為シ」と記している。 一目連神社は、天目一箇神を祭神とする。金属工業の神として事業の繁栄を、さらに、風や雨を支配することから農業・水産の神、雨乞いの神として民間の信仰は篤い。 西大鐘の一目連神社は、文政9年(1826)10月に、庄屋の門脇氏が洪... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 太(おおの)神社碑(西大鐘町) 2020年1月15日 この碑に刻まれた「延喜式内太神社」は、東大鐘(大鐘町)と西大鐘両村の村社として、大正5年(1916) 2月に石部神社に合祀されるまで東大鐘村字大坪に鎮座していた。 平安時代に編纂された「延喜式」の朝明郡24座の中に見える古社で、その祭神は神武天皇の御子で太朝臣の祖神・神八井耳命であった。 この神社のことを諏訪大明神とい... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 太夫の墓(西大鐘町) 2020年1月15日 花崗岩で板碑状に作られた高さ1.52m、幅約50㎝余、厚さ約24㎝のこの碑は、頂部が尖頭形で、正面中央に五輪塔が線刻してある。 五輪塔は宇宙万物を生成する五大を表す塔婆で、上から宝珠(空を表す)・円形(風を表す)・三角形(火を表す)、円形(水を表す)、方形(地を表す)から成っている。 そして方形(地輪)の中には、中央に... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 金打(北山町) 2020年1月15日 西大鐘の西部、北の丘陵の南斜面を「金打」と呼ぶ。 安岡親毅の勢陽五鈴遺響によると、続日本紀養老6年(722)のくだりに、伊勢国金作部牟良忍漢人安得とあって、当時諸国に金作部が置かれたとある。平安時代中期、源順が撰んだ『和名類聚抄』に、朝明郡(阿佐介)大金郷(於保伽)がみられる。 『勢陽五鈴遣響』は「本州ハ此地二所置ナリ... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 北山遺跡(北山町・西大鐘町) 2020年1月15日 北山町の北の台地を走る県道員弁四日市線を挟んで北山A・B遺跡がある。経塚公園の東北部に位置する北山C遺跡は、昭和36年(1961)に三重県教育委員会が実施した埋蔵文化財包蔵地分布調査によって確認されてのち、昭和50年(1975) 3月に第1次、昭和62年(1987)12月には遺跡の南部について第2次の試掘調査が行われた... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 岩田神社跡(北山町) 2020年1月15日 岩田神社は、祭神を大日霊女尊(=天照大神)である。 『神鳳鈔』に「岩田御厨、内宮領、上分米三石(『四日市市史第16巻』は「これは外宮領の誤記だろう」とする。)、神領目録に「岩田御園、石内」とあって、御厨・御園の示すとおり、神宮領荘園の岩田にあった。 すなわち、この神社は「岩田大神」と称し、室町時代の頃より岩田御園・霜野... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 中野山遺跡(北山町) 2020年1月15日 北山町北部の台地上にあって、平成22年(2010)度から5年間、新名神自動車道・東海環状自動車道の建設に伴う発掘調査が行われ、縄文時代から奈良時代に及ぶ遺構や遺物が出土し、この地が長年にわたり利用されていることが分かった。 縄文時代早期(約1万年前)のものとしては、煙道付炉穴174基と集石炉29基が発掘され、さらに炉穴... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 居林(いばやし)遺跡・古墳群(北山町) 2020年1月15日 居林遺跡は、北山A遺跡から中野山遺跡まで続く丘陵の西の端に位置している。 平成24年(2012)度から3年間、新名神自動車道建設に伴う発掘調査を行った。 居林遺跡では、弥生時代終わりから古墳時代のはじめ、つまり卑弥呼がいた時代の竪穴住居126棟、掘立柱建物が2棟見つかった。 丘陵上で見晴らしのいい居林遺跡や中野山遺跡、... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 北山城址(北山町) 2020年1月15日 北山城は、現地で土塁や堀、井戸が確認できるものの、古文書には名前がみられない城である。 北勢地方には小規模な城が数多くつくられており、北山城もそのひとつと考えられる。 新名神自動車道建設に伴う平成24年(2012)度から3年間の発掘調査で、城に関係する建物や柱穴などは見つからなかったものの、主郭を囲む土塁の一部が確認さ... TadaNatsuhiko
下野地区の名所 安乗寺山門(北山町) 2020年1月15日 朝谷山安乗寺は、北山町にある真宗大谷派の寺院である。 慶長年間(1596~1615)に親鸞上人の高弟、性信房が開基した坂東報恩寺の掛所として(東員町)中上とともに北山に置かれた道場が始まりで、以来一貫代の如来像を安置して尊んできたが、貞享3年(1686)了意の時に、東本願寺から安乗寺の寺号と木造阿弥陀如来を下付されて現... TadaNatsuhiko